雑多

日記です。

読書とチョコレート

 今朝は2時過ぎに起きた。というのも、昨日寝不足からか頭痛が酷くて、夕方横になったらそのまま眠ってしまい、目が覚めたのが深夜。結局2時過ぎでは暗くて寒いので7時過ぎまで布団でゴロゴロしていた。ブログの更新を毎日欠かさず続けたかったので途切れてしまいちょっと残念。これからは移動時間にでも書こうかと思う。

 最近読みたい本がわからなくなって、何がしたいのかもよくわからなくなってしまった。迷走中。そういうときは好きな本を読めばいいよと言われたのだがそれも特にない。こういうときはあまり頭を使わない本を読む。軽いビジネス書とか、入門書、エッセイなどである。小説は読むときにその場面を想像して没頭するが、これらの本は基本的にさらさらと読んでいける。こういうのを何冊か読んでいるうちに、大抵はやりたいことや読みたいものが見えてくる、というのがここ数年の気づきである。

 そういうわけで、今朝は森博嗣氏の『つぶやきのクリーム』をお供に暖かくなるのを待った。ちょうどS&Mシリーズを読み終えたところだったのでちょうどよい。100個のつぶやきが収録されており、森氏のユニークでウィットに富んだ文章を気軽に楽しむことができる。賛同できるものもあれば、よくわからないものもあるが、人の考えに触れるのは楽しい。

 ちょうどこの本の一つ目は、「何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである。」と書いてある。なんでも良いから、とりあえず読んだ方がいい。そんな心情にぴったりだ。

 私にとって読書は習慣であるから、少なくとも2,3日に一冊くらいは読まないと気持ちが悪い。それは文学作品であろうと、ビジネス本や専門書であろうと同じで、常に何か読んでいたいのだ。歯磨きと同じ感じかな。しないとなんか変な感じがして、調子が悪い。だからか、本を読まないでインターネットやSNSばかり眺めているとどうにも調子がおかしくなる。ネガティブな情報が多いというのも影響しているとは思うが。

 最近は便利なもので、スマートフォンでも本が読める。紙はどうしても重たいし置き忘れることもあるが、スマートフォンは基本的にいつでも携帯しているし、重さは変わらない。充電を心配しなければならないことと目が疲れることがネックだが、紙の本より安価で手に入り便利だ。kindleも併せて利用している。

 特にビジネス書のような軽く読み飛ばすものや、あまり読み返さないであろうものは電子書籍で買うようにしている。紙の本を置く場所に最近は困るようになってきたのと、そちらの方が安いからだ。あまり読み返さないものが含まれるのは、私の場合アクセスがあまりに簡単だと、かえって開かないからだ。代わりに、文学作品や専門書、教科書のように使うものは基本的に紙で買うようにしている。研究で扱ったりするものは何度も読み返すし、推理小説なんかは伏線を探して何度も本を行ったり来たりするのが紙の方がやりやすい(と私は感じる)からだ。それに、私は装丁を楽しんだり、発行された年によって文字の大きさが違ったりするのを楽しむので、紙には紙の楽しさがある。場所はとるが。

 kindleを利用し始めた当初は特に何も考えずkindleで買っていたのだが、次第にいろいろ不便が出てきたりしたので、使い分けるようにした。紙でわざわざ買いなおした本なんかもあったが、別に損をしたとは感じていない。

 紙の本はとにかく場所を取るので、年に1度は断捨離を行う。だいたい年末に行うので、そろそろその時期が近付いてきた。どれもこれも好きなものばかりなので毎年この作業は大変。

 去年から旧友と、誕生日に本を贈りあうことにしたのでその本選びも同時に行う。旧友の誕生日は1月なのである。次はどうしようか。今年はあまり小説を読んでいないのと、読んでも新しい本を読んでいない(シリーズ物の続きや、昔読んだ本を読み返したりが多かった)ので、どうしようか悩んでいる。むしろエッセイとかでも面白いかもしれない。